年初まだ正月気分真っ盛りの1月3日朝7時30分過ぎに突如としてドル円を襲った「フラッシュクラッシュ」なる瞬間大暴落は、クロス円も連動し国内の店頭FX業者で取引されていた個人投資家は甚大な被害を受けることとなってしまいました。
その被害内容は業者によってかなり様々であり、今も全体の状況が把握できてはいませんが、同時期に海外FXの代表的ブランドで「NDD方式」の取引を行っているXMを調べてみますと国内業者とは異なる状況であったことが改めて判る状況となっています。
7時37分瞬間以外ほとんど値飛びしなかったXM
以下はXMが提供するMT4 に残されていたトラッキングレコードをコピーしたものです。
ドル円の1分足の高値と安値をみますとチャート上では瞬間的に何秒か値がでないという状況はあったようです。
しかし、すべての1分足にすべてプライシングがされており、値が消えたり飛んだまま出てこないといった国内業者のようなことは一切怒らなかったことがわかります。
またスプレッドも実際にこの時間見ていましたが暴落当座は確かに開いたものの、数分後には完全に元に戻り、通常の取引をすることができました。
一般的にはこうした暴落の直後ではプライスはでても約定しないとかスプレッドが広がりすぎて、まともな取引ができなといったことが起きるものです。
しかし、XMのマイクロ口座ならびにスタンダード口座ではそうした異常事態は起きていないことがわかります。
XMのNDD方式ではカバー先から値がでないことは皆無の模様
こうやって実際の1分足のデータを後から見てもすべて整っていて歯抜け状態になっていないということは、いわゆるカバー先のリクイディティプロバイダーと呼ばれるインターバンクなどの金融機関が、一部はプライシングを出さなかったとしても大筋ではプライシングを常に提示していたことがうかがわれます。
そもそも国内業者はこうしたカバー先に顧客のオーダーをすべて付け替えて転送オーダーを賭けているわけではありませんから、プライスが出ないから値が飛んだという話もにわかには信用できないわけです。
XMはNDD方式を維持しながらひとつも値が消えることはなかったことが改めて理解できる状況です。
国内店頭FX業者は何をやっているか判らない存在
国内のほぼすべての店頭FX業者は社内にディーリングデスクなるものを設置して、顧客からのオーダーの一部は反対売買をしたりトレンドがでていると思った時にはカバー先に投げたり、さらにまったくどこにも投げずに呑みだけで対応したりという非常に不透明感のある難解な作業を行っています。
実は世界広しといえど、こうした顧客のオーダーと利益相反をおこすような取引をするFX業者というのは日本以外には存在しておりません。
過去には完全な詐欺業者が海外ですべて呑みで対応していたという酷いケースがありましたが、通常のFX業者はもっとシンプルなビジネスモデルを選択することで少人数のネットビジネスを展開しているのです。
当然XMもそうした洗練された業者のうちのひとつであり、市場参加者の少ない時間帯といってもすぐに元通りの世界で取引ができるようになっている点は非常に驚かされる次第です。
また2015年1月のスイスフランショックなどの場合には、レバレッジが888倍から50倍に制限されるといったある種の暴落後遺症のような取引状態が示現することとなりましたが、今回はまったくそうした特別な規制もかからずに、非常に淡々とした取引が続いたことも印象的でした。
国内ではわけもわからずに業者のスプレッドが開いてしまい、無理やり強制ロスカットをつけにいったのではないかとさえ思うほどひどい取引条件が提示されたり、後から価格に修正が加えられたと正直なところ大混乱を招いたわけです。
一方、XMで取引していれば投入証拠金以上の損失がでても当然のように「ゼロカットシステム」が履行されて追証もまったく発生しませんでしたし、国内業者に比べてかなり安心で安全性の高い取引を維持することができています。
2019年はまだ始まったばかりですが、今年はボラティリティの大きな相場状況が続きそうで、とくに株式市場はかなり大きな下落のリスクも高まっていることから、為替がそれに巻き込まれる危険性は十分にあるといえます。
入出金や利益の税制上の問題だけ見ますと国内業者に向けて色々違いがあるのが海外FX業者ですが、安全性と相場に長く残れる取引という点から考えますとXMは相当秀逸でとにかく安心して取引のできる口座であると言えます。
今回はいわゆるマイクロ、スタンダード口座で検証していますが、ECNを利用したXMゼロ口座も全く問題はなく、どの口座を利用してもかなり安全な取引を行うことが可能なのです。
今回のフラッシュクラッシュで大きな損失を被った方は、ぜひ一度XMで口座を開設して取引をされてみることをお勧めします。利用してみればその違いは一目瞭然です。