年明け以降の円高で外貨建て資産の為替差損も膨らんだ

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが13日発表した2016年8月期連結決算は、純利益が前期比56・3%減の480億円となった。14年以降に実施した商品の値上げが裏目に出て顧客が離れ、冬物商品の販売が不振だったことが主因だ。年明け以降の円高で外貨建て資産の為替差損も膨らんだ。

今年2月の春夏向け商品から値下げに転じ、来店客数の減少幅は縮小傾向にある。柳井正会長兼社長は「顧客は生活防衛の意識になっており、毎日低価格がうまくいく秘訣だ」と戦略見直しに手応えを示した。17年8月期は純利益が約2倍の1千億円と急回復を見込んでいる。

[紹介元] 東京新聞 経済面 ファストリ純利益半減 値上げ裏目、円高も