1日の東京外国為替市場の円相場は、トランプ米大統領が日本は円安誘導していると批判したことを受け、一時1ドル=112円台後半まで円高が進んだ。その後は批判への反応が徐々に薄らぎ、前日とほぼ同じ水準で取引を終えた。
午後5時現在は、前日比04銭円安ドル高の1ドル=113円56〜58銭。ユーロは97銭円安ユーロ高の1ユーロ=122円43〜47銭。
1月31日の海外時間で、トランプ氏が米国企業の輸出に障害となるドル高をけん制する発言をした。同日のニューヨーク外為市場では一時、円が約2カ月ぶりの高値水準となる1ドル=112円近くまで急伸した。
[紹介元] 東京新聞 経済面 一時112円台後半 米大統領の円安誘導批判で