大王は4月、日清紡が静岡県、徳島県に持つ国内計3工場と従業員約450人を引き継ぐ

大王製紙は10日、日清紡ホールディングスの製紙事業を約250億円で買収すると発表した。堅調なトイレットペーパーやティッシュペーパーなど家庭で使われる紙を強化し、成長につなげるためだ。

大王は4月、日清紡が静岡県、徳島県に持つ国内計3工場と従業員約450人を引き継ぐ。日清紡の高機能ティッシュ「コットンフィール」や「シャワートイレのためにつくった吸水力が2倍のトイレットペーパー」を製品群に加えることで、「市場拡大の成長エンジンになる」(大王経営企画部)と期待する。

大王は業界4位にもかかわらず、ティッシュペーパー「エリエール」などを持つことで家庭紙の国内シェアは約23%(2015年度、売上高ベース)にのぼり、業界2位の日本製紙(約12%)を引き離してトップに立つ。得意の市場で地位を確実にする。

日清紡はかねて、売上高の約6…


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 大王製紙、日清紡の紙事業買収 250億円、家庭紙強化