分社化したパソコン事業にレノボが出資する案を軸に交渉を進める

富士通がパソコン事業を世界最大手の中国の聯想(レノボ)と統合する方向で調整していることが5日、分かった。分社化したパソコン事業にレノボが出資する案を軸に交渉を進める。国内のパソコン市場は縮小傾向が続いており、レノボと統合することで競争力の強化を目指す。

「FMV」で知られる富士通のパソコンのブランドや、島根県出雲市と福島県伊達市にある工場は存続する方向で調整する。出資が実現した場合は、レノボが過半を握る方向だ。

レノボは富士通と事業統合することで、日本での足場を固める狙いとみられる。

[紹介元] 東京新聞 経済面 富士通、レノボと事業統合で調整 ブランドや工場は存続