© Reuters. 日経平均は続落、テーマ株等での循環物色 日経平均は続落。
32.52円安の16926.25円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。
8日の米国市場が弱い動きをみせていたが、円相場がやや円安に振れていたほか、原油相場の上昇を受けて、日経平均は反発して始まった。
その後17000円を回復する場面をみせたが、北朝鮮が核実験を実施したもよう、と報じられたことが嫌気され、マイナス圏での推移となっている。
もっとも、過度に売り込む流れにもならず、16900円前半レベルでのこう着が続いている。
SQに絡んだ商いは売り買いトントンとの観測であり、SQ値概算は17011.77円だった。
セクターでは、鉱業、海運、石油石炭、鉄鋼、証券、空運、精密機器が上昇。
一方で、その他製品、食料品、陸運、情報通信、建設が小安い。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。
売買代金上位では、任天堂 (T:7974)、ファーストリテ (T:9983)、トヨタ自 (T:7203)、KDDI (T:9433)が軟調。
半面、ソフトバンクグ (T:9984)、ファナック (T:6954)、京セラ (T:6971)が堅調。
北朝鮮の核実験実施との報道が嫌気された面があろうが、日経平均は16900円前半レベルでの底堅さが意識される。
日銀のETF買入れが意識されるが、指数を大きく押し上げる展開は期待しづらく、こう着感の強い相場展開が続きそうである。
とはいえ、手掛かり材料に欠ける面もあったため、想定内のこう着であろう。
SQ値が17011.77円と、幻のSQとはならなかったが、17000円が心理的な抵抗として意識されやすい。
そのため、後場もこう着感の強い相場展開が続きそうである。
ただし、個人主体の中小型株物色は活発である。
柱となる銘柄が不在であるため、方向感は掴みづらくなろうが、循環物色は続きやすい。
フィンテック、AR/VR、ポケモノミクス、iPhone 7、自動運転車など、目新しい材料ではないにせよ、短期筋の値幅取りの流れが注目される。
(村瀬智一)













