欧州発の金融不安に加え、満期10年の新発国債の流通利回りが約1カ月

28日の東京株式市場で、日経平均株価は2日ぶりに値下がりし、終値は前日より218円53銭(1・31%)安い1万6465円40銭だった。一時、300円近く下落する場面もあった。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値は、同18・45ポイント(1・37%)低い1330・77。出来高は16億4千万株。

欧州発の金融不安に加え、満期10年の新発国債の流通利回りが約1カ月ぶりの低水準をつけたのを受けて、金融機関の収益悪化懸念が強まった。銀行や保険、証券関連株の値下がりが目立った。


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日経平均終値、2日ぶり値下がり 一時300円近く下落