農林水産省は30日、東日本を中心とする早場地帯19道県で栽培する2016年産米の15日時点の作柄概況を発表した。北海道や新潟県など9道県が「やや良」、秋田県や山形県など10県が「平年並み」だった。天候に恵まれ、順調に推移していると見込めるという。
対象の19道県は15日時点で平年8割以上の水田で稲穂が出る地域で、全国の作付面積の約7割を占める。
北海道や東北、関東の一部地域は8月下旬に発生した台風の影響を受けており、農水省は詳細を調査中としている。
[紹介元] 東京新聞 経済面 早場地帯米「やや良」9道県 16年産作柄