国内の店頭FX業者では「シストレ」なるものが完全に廃れてしまい、いまやリピートイフダン系がその後継サービスとして人気を博しています。
このループイフダン型の売買というのは決してシストレではなく、あらかじめポジションを一定幅で仕込んで置きそれがついて上昇するか下落するかでリカクと損切りをあらかじめ決めて売買するというものです。
これは、初心者にも「相場がどうなると儲かるのか?」がしっかり理解できるところが人気の秘密となっています。
現在のサービス提供業者はかなり幅広い
現状で「ループイフダン型」の売買ができるのは上の表のとおりです。
何と言っても有名で大きなシェアをもっているのが「マネースクエア」の「トラリピ」です。
口座開設者の7割以上がこれを使っているというのですから、もうトラリピの専用サイトといっても過言ではない状況です。
それを「アイネット証券」の「ループイフダン」や「外為オンライン」の「iサイクル注文」などが追いかけている状況です。
それそれ各社それなりに特許申請をしたりしていますが、イフダンという売買自体に特許をもっている会社はありません。
またこの手のサービスは投資助言料という形でスプレッドにさらに利用料が上乗せになっていることから、よくよくみると、どの口座もえらくスプレッドが大きいことがわかります。
フラッシュクラッシュではかなりの損害も
このループイフダン型の売買というのは別にAIが働いているわけでもなんでもありません。
物理的に利益がでればリカクしますし反対方向に動いた場合には一定の値幅で損切りをするということを淡々を繰り返すだけのサービスになります。
しかし2019年1月3日のような相場の瞬間大暴落ではやはり事前設定した強制ロスカットがまったく機能しないまま大きく相場が下落することとなり、ドローダウンどころか証拠金をはるかに上回る損失を出してしまった口座が激増することとなりました。
結果「追証が払えない」という未収金問題も発生しているようですが、単純な仕組みというわりには「ゼロカットシステム」が導入できない国内業者で、この手のサービスを利用するのは想像以上に危ないことがわかります。
XMTradingでEAを利用して同様の売買をしてみる
そこで考えてみたいのが「XMTrading」を利用してEAの自動売買でほとんどこうしたサービスを同じことをしてみるというものです。
世の中にはトラリピEAなどと呼ばれるような自動売買ソフトが無料で配布されており、国内業者で行えるような繰り返しのイフダン売買が簡単にできるのです。
しかもXMならばドル円なら1.8銭程度のスプレッドですから非常に効率的に売買ができるのが魅力となります。
本来こうしたEAはVPSを借りることが必要ですが、あえて自宅のPCで運用し危ないと思ったときにはその都度停止させるというのも意外にレベルの高いリスク管理になるのです。
とくに相場の暴落段階では、XMにはゼロカットシステムと呼ばれる証拠金以上の損失を一切支払わなくていい免責システムがありますから、まさかの時でもリスクは限定的です。
またハイレバレッジを利用することで、少ない資金でもトラリピ的な売買を実現することができるのです。
EAは種類も豊富
ループイフダン型のEAはかなりいろいろ出回っていますので、その中からうまく使えるものをピックアップしてインストールして使えばお金もかかりません。
相場をみていて動きが不安定だと思ったときには一旦止めることもできます。
なによりこの手の繰り返し売買が一番機能するのはレンジ相場のときですから、相場状況がそれに当てはまっているかどうかをチェックしていけば、国内業者を利用するよりもはるかに安全で自在に取引をすることができるようになるのです。
もちろんリスクがあるときにはレバレッジを下げることもできますから、自らの判断を相当活かしてリピートイフダンを行うことができるのです。
もともとドル円などはこうした取引に向いていますが、それ以外の通貨を研究して利用することも可能で、国内業者にある程度押し付けになっている通貨ペア設定も自分で研究して広げることができるようになるのです。
海外のハイレバを提供する業者はとにかく危ないと思われがちですが、自分でうまく取引をデザインしていけば十分に活用できる高い能力を提供してくれる場でもあるのです。
国内ではMT4はチャートソフトとしてだけ使ってる業者も存在しますが、できるならEAとして自動でも売買できるようになるのが理想です。
そういう意味ではXMのプラットフォームを利用した売買は、有効活用ができるものになることが期待できるのです。
しかも取引は一定の時間がかかりますから、売買するごとにポイントも溜まり、少ない資金をさらに増幅させることも可能になります。
とくにEAを使っていいと思うのは自宅のPC上で動いていますから、ネットとの接続を切るなり電源を落とせばその瞬間に自動売買が稼働しなくなることです。
様子がおかしいと思ったときには瞬間的にブレーキをかけることができるのはかなり安全な取引といえます。XMを利用するならぜひ一度は検討してみたい取引方法です。