東証株価指数は13・50ポイント高の1336・28

週明け3日午前の東京株式市場は、欧州金融大手のドイツ銀行の経営不安が和らいだことを好感した買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は反発した。上げ幅は一時200円を超えた。

午前終値は前週末終値比183円53銭高の1万6633円37銭。東証株価指数は13・50ポイント高の1336・28。

前週末の米国株が上昇した流れを引き継いだ。外国為替市場で円高進行が一服したことも投資家心理の改善につながり、幅広い銘柄で買い注文が先行した。

朝方に日銀が発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、市場予想をやや下回ったが、株価の反応は限定的だった。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値1万6633円 欧州銀不安和らぐ