今週に入り、国債市場では新発10年債の利回りのマイナス幅が拡大している

28日の東京株式市場は長期金利の低下を懸念する売り注文が先行し、日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比218円53銭安の1万6465円40銭で、約2週間ぶりの安値水準となった。円相場の高止まりも重荷だった。

東証株価指数(TOPIX)は18・45ポイント安の1330・77。出来高は約16億4300万株。

今週に入り、国債市場では新発10年債の利回りのマイナス幅が拡大している。収益の悪化を警戒し、金融関連の銘柄は売られた。平均株価の下げ幅は一時300円に迫った。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証反落、終値は1万6465円 金利低下懸念、2週間ぶり安値