三越伊勢丹ホールディングス(HD)は24日、石塚邦雄氏(67)が会長を退き、元常務の赤松憲氏(64)が後任に就く人事を発表した。石塚氏は特別顧問となる。6月21日付。
三越伊勢丹HDでは、業績不振や社内混乱の責任を取る形で大西洋氏(61)が3月に社長を辞任し、杉江俊彦氏(56)が新社長に就いた。一方で、石塚氏も会長を退く意向を示していた。大西、石塚両氏は6月21日の株主総会で取締役も退く。
旧三越出身の赤松氏は、16年に三越伊勢丹HDの常務を退任した後、台湾の子会社の「新光三越」に移っていた。
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 業績不振の三越伊勢丹HD、新会長に赤松氏 旧三越出身