海外FX業者を利用して取引を始めるのであれば、事前に疑問として持っていることを全て解決させてからスタートさせることが、わだかまりもなくとてもお勧めになります。
「個人投資家が抱く海外業者への不安」の殆どは払拭できるものとなっています。
ここでは、そうした悩みの典型的なものを集めてお答えしてみたいと思います。
Q&A 10の疑問を解決!
また加えて言えば、国内業者と同じように証拠金は日本円で管理し、出金も日本円で行っています。
つまり、入金~利益獲得~出金という一般的なプロセスの中で為替差損がでることは一切ありません。入金に関しては国内業者と同じように行うことができます。
またクレジットカードやネッテラーのような電子マネー利用を行っても、リアルタイム入金が可能となります。
数年前までは海外の銀行宛に送金し、送金手数料も利用者負担であったことがありますが、国内業者の利便性に近づける為、ほとんどの海外FX業者でリアルタイム入金の仕組みができあがっているのです。
ハイレバレッジ取引は、「少ない資金で大きな利益を得られる」絶好のチャンスとなります。
しかし、利益ではなく含み損が出た場合には、大きな利益と全く同じように大きな損失がでますからリスクは高いといえます。
但し、海外FX業者には入金証拠金額を超えた損失は出ない「ゼロカットシステム」が導入されていますので、あくまで証拠金までの有限責任が利用者のリスクとなります。
この点については、国内業者よりかなり良心的な扱いになっています。
闇雲に「危険な取引」ということはまったくないと言っていいでしょう。
「キプロス系」のバイナリーオプションの会社で、出金に絡むトラブルがあったというクレームが国内の消費生活センターに多く寄せられた話は知っています。
ただし、キプロスという国は欧州圏に隣接する「金融立国」を目指していますので、不正には国ぐるみでかなり厳しく対応している状況があります。
ですから、出金が制限されたり出金に応じない業者は今はいないと考えて大丈夫です。
ただ、ひとつ日本人投資家に誤解があるのは、入金時ボーナスで支給されるお金というのは「クレジット」といって現金と同じように取引に使うことができますが、現金として出金することはできません。
現金部分を出金すると、それまでのクレジット分の権利を消失することになりますので、ここだけは自分のお金であると錯覚しないようにしなければなりません。
海外のFX業者は独自のトレードツールを導入しているところもありますが、その数はごく僅かです。
殆どの業者は最近ではロシアのメタクオーツ社が開発しシェアウエアとして普及させている「MT4」を利用しているケースが殆どです。
これは海外業者が日本の業者のようにトレードツールに多額の開発費用を投入することにきわめて消極的なせいで、彼らはそうした顧客サービスよりもボーナスなどのサービスに費用負担を特化させています。
これが、国内業者とかなり発想の異なる部分になります。
MT4はどの業者が導入しても、基本動作は同じですから一度慣れてしまえば戸惑うこともなく、ストレスフリーで取引が可能になります。
これは業者と銀行次第ということになります。
まず入金したお金が、クレジットカードやネッテラーのような電子マネーであれば、入金分までは同じチャネルを通じて出金が可能です。
しかし、入金後儲かったお金を出金する場合については、多くの業者が銀行経由の海外送金で対応しますので、たしかに送金コストがかかることになります。
(ネッテラーを使用すれば儲かった金額についても、出金が可能)
親切な業者は送金元の銀行のコストは持ってくれますが、受け取る銀行が請求してくるコストはすべて国内の利用者負担となります。
今のところ安い銀行ならば、金額の如何に関わらず2500円程度のコストで入金ができます。ただし、為替が得意ではない銀行ですと4000円以上を請求されることがあります。
つまり、送金元の費用も利用者に負担させるような業者の場合には、都合8000円以上のコストがかかり1万円出金しても、ほとんど口座に戻らなかったという笑えない状況も考えられます。
したがって、いかに安く出金する方法があるのかをよく調べてから実行することがお勧めとなります。
これはまったく違法ではありません。
確かに金融庁は国内業者を利用することを推奨していますが、海外業者を利用することは国内法ではなんら規制されているものではありません。
大手を振って利用して構わないものです。ただし、利益がでたらしっかりと「確定申告」することが必要です。
関係当局は海外から送金されてくるお金に対して、実に神経質ですから内訳がわかるようにして公明正大に確定申告することが重要になるのです。
日本人投資家を獲得対象としている業者は、殆どが日本語のヘルプデスクを設けています。
日本語でのメールやチャットに対応してくれますので、大抵のことは日本語でコミュニケーションをとることができます。
ただし、リアルタイムのやりとりは日本人スタッフが勤務する時間に限られますので、夜のNYタイムなどになるとなかなか日本語ですぐに連絡がとれないこともあります。
こうした特別な時間帯に問題が起きて、すぐに回答が欲しい場合には英語の対応も必要となることは考えておかなくてはなりません。
実際に使ってみるとそうした急を要する状況にはなりませんが、やはり海外業者であることは、こうしたところで国内業者と異なるものになるものなのです。
スプレッドやスワップポイントは海外といえども業者ごとにその設定は異なります。
どうしても気になるのであれば、サイトをチェックすると多くの業者がスプレッドとスワップポイントを開示していますので、それが参考になると思います。
ただ一般的にはスプレッドは国内の業者のように、業界内で競いあって狭い状況にはなっていないのが実情です。
ただ海外業者は、ハイレバレッジで取引可能で、ボーナスなどの魅力的なサービスの他、約定力が高く、しかもスリップもほとんどがない取引が実現できますので、トータルで考えるとそれほど損な条件ではないと思います。
またスワップポイントは、日本円入金を認めてくれている業者であっても、通常の国内業者のスワップポイント設定とはかなり異なります。
ドル円などは、2016年の金利状況で、「売っても買ってもマイナスがつく」ことがあるので、スワップ狙いで海外口座を期待しないほうがいいかもしれません。
実は年に数日だけは海外サイトの方が、早く終わってしまうことがあります。
クリスマスと正月前の12月31日などは、日本時間の5時まで動かないことがありますから、あらかじめ稼動日に関するお知らせがきた時にはしっかり確認しておくことが重要になります。
年間を通じてこうしたことが起きるのはほんの数日だけで、基本的には月曜日の朝から金曜日(日本時間の土曜日早朝)までしっかり稼動させることができます。
またFXと同じプラットフォームで金や銀、株価のCFDなどが売買できる業者の場合は、欧州のお休みに合わせてやはり売買できない日、または時間帯がありますので注意が必要になります。
質問を随時募集しています
以上よくある疑問点について書き出してみました。
このQ&Aは随時追加しておりますので、海外FX業者の運用で気になったことがございましたら、お問い合わせフォームから質問をしていただければ幸いです。
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