フリルは入札型ではなく、出品者が設定した価格で取引する

楽天は5日、個人間の商品取引を仲介するスマートフォン向けアプリ「フリル」の運営会社を買収し、全額出資の子会社にしたと発表した。買収額は数十億円程度とみられる。ネット上の商取引のうち、個人間取引の分野を強化する。

運営会社はファブリック(東京)。フリルは入札型ではなく、出品者が設定した価格で取引する。衣料品や化粧品などファッション関連の個人間取引に焦点を絞り、10〜20代の女性の利用者が多い。2012年にサービスを開始し、アプリのダウンロード数は500万を超えたという。

楽天は自社でも同様のサービス「ラクマ」を運営している。

[紹介元] 東京新聞 経済面 楽天、スマホ向けアプリ買収 個人間取引を強化