神戸製鋼では年間10人程度、工場勤務の妊婦がいる

神戸製鋼所は3日、工場で勤務する女性社員が妊娠中も着られる「マタニティー作業服」を今月導入したと発表した。ズボンの腹部が伸縮しやすい素材となっており、上着も腰回りのサイズをボタンで調整できる。

神戸製鋼では年間10人程度、工場勤務の妊婦がいる。女性の採用増加に伴ってさらに増えると見込まれている。

これまでは男性向けの大きめの作業服や私服を着ていた。余った裾や袖が機械に巻き込まれたり、転んだりする危険があるため、製造現場には立ち入りを制限していた。女性社員からは「現場に入れないため業務に支障が出る場合がある」という意見が出ていた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 神戸製鋼、妊婦向け作業服を導入 工場勤務で