昨日の海外時間には、発表された米・8月ADP民間雇用者数が前月分の修正を含めて予想よりやや良い結果となったことから全般的にドル買いが強まりました。 欧州時間序盤、浜田内閣官房参与が「(日銀の外債購入)リーガルには許されている」」「(為替介入について)1ドル=100円は1つのきっかけにはなる」などと述べたことから、円売りが優勢となって、ドル円は103.30円台まで、ユーロ円は115.00円台まで上昇しました。 NY時間にはいって、発表された米・8月ADP民間雇用者数が前月分の修正を含めて予想よりやや良い結果となったことから全般的にドル買いが強まって、ドル円は103.50円台まで上昇し、ユーロドルは1.1120台まで下落しました。しかし続いて発表された米・8月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回って米長期金利が低下したことからドル円は上げ渋る展開となる中ユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.1160台まで、ユーロ円も115.30円台まで上昇しました。 NY時間午後にはいって在庫増を受けて原油相場が下落する一方、米長期金利が反発したことからドル買いが優勢となって、103.20円台まで小緩んでいたドル円は103.40円台まで反発し、ユーロドルはもみ合いとなりました。 東京時間にはいってからは、発表された中国経済指標が、一部予想を下回ったこともあって利食い売りが先行してドル円は一時103.00円台まで下落しましたが、その後は再び堅調な取引となっています。 今日の海外時間には、ユーロ圏・8月製造業PMI(確報値)、英・8月製造業PMI、ユーロ圏・7月失業率、米・新規失業保険申請件数、米・8月ISM製造業景況指数、米・7月建設支出の発表と、ノボトニー・オーストリア中銀総裁、メスター・米クリーブランド連銀総裁の講演が予定されています。 【オンラインセミナー】9月14日(水) FXヂカラ強化セミナー「一目均衡表が使いたくてしょうがなくなる!」 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160914.html 【会場セミナー】9月10日(土)「FXヂカラ向上プロジェクト2016」 in 神戸 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160910.html
米経済指標結果を受けドルは上下
[紹介元] 高野やすのりののりのりFX | Klug クルーク 米経済指標結果を受けドルは上下