3社で連携して商品の陳列を工夫し消費を喚起するほか、作業を効率化する

資生堂は3日、ユニ・チャームとライオンと、売り場づくりや販売状況のデータ分析などの分野で提携すると発表した。3社で連携して商品の陳列を工夫し消費を喚起するほか、作業を効率化する。

売り場づくりの支援を手掛ける資生堂の完全子会社に、ユニ・チャームとライオンがそれぞれ20%出資する。

3社はともに日用品を扱っているが、資生堂は主に化粧品、ユニ・チャームはおむつや生理用品、ライオンは洗剤や歯磨き粉などを主力としており、競合分野は少ない。

提携により、3社と競合する日用品大手、花王に対抗する狙いもあるとみられる。

[紹介元] 東京新聞 経済面 資生堂、売り場づくりで提携 ユニ・チャームとライオン