COMEX金12月限終値:1311.40↓5.10
31日のNY金先物は続落。1316.70ドルから1306.90ドルまで下落した。この日発表された米国の8月ADP全米雇用報告(民間雇用者数)が予想をやや上回る増加となり、7月分も上方修正されたことを好感したドル買いに、金の売りが先行した。
その後発表の8月シカゴ購買部協会景気指数が予想以上に低下したことで、金はいったん買い戻されたが、1315ドル手前で上げ渋りとなり、再び軟調推移になった。
原油:続落、米国内在庫の大幅増受け売り強まるNYMEX原油10月限終値:44.70↓1.65
31日のNY原油先物は続落。46.10ドルを高値に、44.51ドルまで下落した。米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測によるドル高の進行や、前日発表の全米石油協会(API)の週間統計での原油在庫増加を受けて、原油は売りが先行。
その後発表された米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、国内全体の原油在庫が予想を大きく上回る増加だったことから、売りが一気に強まった。また、留出油在庫の大幅増も注目された。
[紹介元] ザイFX! 為替のとれたてニュース 金:続落、ADP全米雇用報告の上振れ受け売り先行