関電は、電力と都市ガスやインターネット回線とのセット販売を検討する

関西電力が、来年4月に始まる都市ガスの小売り全面自由化に向けて、液化石油ガス(LPG)大手の岩谷産業と提携することが13日、分かった。参入に当たり課題となっていたガス器具の取り扱いに関し、岩谷のノウハウを取り入れる。今年4月に始まった電力の小売り全面自由化で、大阪ガスなどに顧客を奪われており巻き返しを図る。

関電は、電力と都市ガスやインターネット回線とのセット販売を検討する。通信子会社のケイ・オプティコムとの連携も強化する。

岩谷との提携は、関西エリアを想定。ガスの開栓や器具の保安などを手掛ける岩谷の拠点を活用する。