ただ九州や四国などで大雨をもたらした台風16号の影響は反映されていない

農林水産省は30日、2016年産水稲の全国の作況指数(平年=100)が9月15日時点の調査に基づき、「やや良」の103になるとの見通しを発表した。このまま確定すれば3年ぶりの「やや良」となる。天候に恵まれた北陸地方で107の「良」となったのをはじめ、北海道、東北でも台風の影響は限定的で「やや良」となった。

ただ九州や四国などで大雨をもたらした台風16号の影響は反映されていない。

一方、主食用米の予想収穫量は15年産に比べて7万3千トン増の751万5千トンとした。ただ農水省は、米価下落につながるような供給過剰にはならないとみている。

[紹介元] 東京新聞 経済面 16年産米、作況「やや良」 農水省、全国指数103