19日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高と反発、金融株しっかり

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連休明け19日の中国本土市場は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.20ポイント(0.77%)高の3026.05ポイントと反発した。
上海A株指数も上昇し、24.35ポイント(0.77%)高の3167.63ポイントで引けている。
外貨建てB株相場は続伸。
上海B株指数は0.87ポイント(0.25%)高の353.36ポイント、深センB株指数は6.96ポイント(0.59%)高の1184.24ポイントで終了した。

押し目買いが優勢。
上海総合指数は先週、約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んだため、値ごろ感が着目されている。
人民元レートが落ち着いていることもプラスだ。

業種別では、金融株がしっかり。
中国平安保険(601318/SH)が2.0%高、招商銀行(600036/SH)が1.5%高で引けた。
原発関連の銘柄群も軒並み上昇。
原子力発電所工事の中国核工業建設(601611/SH)が値幅制限いっぱいまで買われ、重工業設備メーカー(原発設備など)の中国第一重型機械(601106/SH)が4.6%高と値を上げた。
原発建設が加速するとの期待が強まっている。
不動産株や自動車株、素材関連株、エネルギー関連株なども物色された。

【亜州IR】