今後、投資家の需要を把握し、17日にこの範囲内で正式な売り出し価格を決定

JR九州は6日、株式上場に伴う売り出し価格を1株当たり2400〜2600円にする仮条件を発表した。今後、投資家の需要を把握し、17日にこの範囲内で正式な売り出し価格を決定。25日に東京証券取引所に上場する。

仮条件は、機関投資家への聞き取りを基に決めた。上場承認時の想定売り出し価格は2450円だった。仮条件と発行済み株式数から試算した時価総額は3840億〜4160億円。

JR九州によると、投資家への聞き取りでは「駅ビルや不動産事業の収益性が高く、今後も成長が期待できる」と評価する声がある一方、鉄道事業の収益改善を経営課題に挙げる意見もあった。

[紹介元] 東京新聞 経済面 JR九州株、最高2600円 売り出し価格の仮条件決定