7日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が小幅に続落し、前日より28・01ドル(0・15%)安い1万8240・49ドルで取引を終えた。原油先物相場が値下がりし、エネルギー関連の銘柄が売られ、株式相場の重荷となった。
ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より14・44ポイント(0・27%)低い5292・41で取引を終えた。
ニューヨーク外国為替市場では、ドルを売って円を買う流れが強まり、円相場は一時1ドル=102円86銭まで値上がりした。9月の米雇用統計が市場の予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが遠のいたという見方から、ドルを売って円を買い戻す動きが優勢になった。
午後5時(日本時間8日午前6時)時点の円相場は、前日の同時刻に比べて1円08銭円高ドル安の1ドル=102円83~93銭。(ニューヨーク=畑中徹)
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース NYダウ、小幅続落 NY円は102円台後半













