3日の東京株式市場は、長期金利や円相場の乱高下を嫌気して売り買いが交錯し、日経平均株価(225種)は方向感を欠く展開だった。日米首脳会談などを控えて様子見ムードも強く、午後は前日終値を挟んでもみ合った。
終値は前日比3円62銭高の1万8918円20銭。東証株価指数(TOPIX)は4・58ポイント高の1514・99。出来高は約21億1600万株。
朝方は、外国為替市場の円相場の落ち着きを好感して、輸出関連銘柄を中心に買い注文が先行した。
その後、日銀が公開市場操作(オペ)として実施した2回の国債買い入れを受けて長期金利が乱高下した。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東証もみ合う、終値3円高 様子見で方向感欠く