長期金利一時0・150% 日銀オペに失望、急上昇

3日の東京金融市場は、日銀が同日通知した国債買い入れオペ(公開市場操作)の国債購入額の増額幅への失望感から、長期金利が一時0・150%まで急上昇して、連日で約1年ぶりの高水準となった。日経平均株価は一時1万9000円台を回復したが、金利上昇などを嫌気して一時値下がりに転じた。円相場も乱高下した。

日銀が午後に入り、金利低下を狙って、固定の利回りを指定した上で国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を通知したことから長期金利は急落したが、トランプ米大統領は、アベノミクスの柱である日銀の大規模な金融緩和に批判的な発言をしている。

[紹介元] 東京新聞 経済面 長期金利一時0・150% 日銀オペに失望、急上昇