トランプ大統領はカナダとメキシコを相手とする北米自由貿易協定(NAFTA)

【ワシントン共同】スパイサー米大統領報道官は21日の記者会見で「全ての通商協定を見直す」と改めて表明した。「多くの協定を改定し、米国の労働者にとって最善の内容にする」と語った。

米通商代表部(USTR)によると、米国はオーストラリアや韓国、シンガポール、チリ、ペルーなど、現在20カ国と自由貿易協定(FTA)を結んでいる。

トランプ大統領はカナダとメキシコを相手とする北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を早期に始める意向を表明しているが、スパイサー氏はNAFTA以外のどの協定を優先的に見直すかには言及しなかった。

[紹介元] 東京新聞 経済面 米、全ての通商協定見直し 報道官「最善の内容」に