現時点で何も決めていないが、その時点で内閣として最善の方を任命する」と語った

菅義偉官房長官は15日、共同通信の単独インタビューで、来年4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁(72)の金融政策運営を高く評価し、次期総裁を選ぶ上で年齢は考慮しない意向を表明した。「年齢は全然考えたことがなかった。現時点で何も決めていないが、その時点で内閣として最善の方を任命する」と語った。

人事は未定という前提で、高齢は続投を排除する理由にはならないという基本的な考え方を示したとみられる。

成長戦略の一環として、コメや医療・介護システムの輸出拡大を目指すとともに、訪日客の増加に対応し自動翻訳機の実用化を目標に挙げた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 日銀総裁人事は「年齢考えず」 菅官房長官、黒田氏を評価