G20、不正資金へ包囲網 脱税対策強化で一致

【ワシントン共同】日米欧に新興国を加えた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は6日夜(日本時間7日午前)、脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)の温床となっているペーパー会社の透明化に向け、各国が情報共有を強化することで一致した。ペーパー会社を裏で操る人物を特定し、テロ資金や汚職に関わる不正な資金への包囲網を狭める。ただ具体策はこれからで、課題も多い。

タックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いた「パナマ文書」問題で富裕層や企業に批判が集まっており、G20は国際的なルール作りをさらに加速させる。

[紹介元] 東京新聞 経済面 G20、不正資金へ包囲網 脱税対策強化で一致