1日の東京株式市場は、売り買いが交錯している。午後1時の日経平均株価は、前日の終値より38円32銭高い1万6925円72銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同7・68ポイント高い1337・22。午前の終値は、前日の終値より21円12銭(0・13%)高い1万6908円52銭。TOPIXは同6・26ポイント(0・47%)高い1335・80。出来高は9億株。
前日に欧米株が軒並み値下がりした流れで、売り注文が先行した。原油の供給過剰が続くとの見通しから、原油先物相場が下落したことも売りの一因になっている。ただ、米国の早期利上げ期待から、外国為替市場の円相場が1ドル=103円台前半の円安に振れており、買い注文も膨らんでいる。
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日経平均、売り買いが交錯