アルジェリアの首都アルジェで開催中の国際エネルギーフォーラムで記者団に語った

【アルジェ共同】イランのザンギャネ石油相は27日、同国が掲げる日量400万バレルの原油生産目標の達成は譲れないとの考えを改めて示し、石油輸出国機構(OPEC)が28日に話し合う増産凍結に否定的な考えを表明した。1月に解除された核問題による経済制裁前の市場シェアの回復を優先させるためだ。

アルジェリアの首都アルジェで開催中の国際エネルギーフォーラムで記者団に語った。

ロイター通信によると、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は「加盟国の考えの違いは埋まりつつある。しかし、28日の協議で合意することは期待していない」と指摘した。

[紹介元] 東京新聞 経済面 イラン、増産凍結に否定的 市場シェア回復を優先