内閣府が1日発表したクレジットカード取引に関する世論調査によると、カード利用に消極的な人は全体の約6割に上り、積極的な人よりも多かった。積極的にカードを利用したいと思わない理由としては、紛失などで第三者に不正利用されることを懸念する声が目立った。
政府はカード利用を広げていきたい考えだが、利用者の不安が普及を妨げている実態が浮き彫りになった。
カードを積極的に利用したいか尋ねたところ「そう思わない」が57・9%と過半数だったのに対し、「そう思う」と答えた人は39・8%にとどまった。
[紹介元] 東京新聞 経済面 カード利用、6割が消極的 不正利用懸念で普及せず