[シドニー/ウェリントン 1日 ロイター] – 1日のオセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが対米ドルで小幅に上昇した。経済指標が支援材料となった。ただし、両通貨の長期的な方向性は、2日に発表される米雇用統計次第だ。
豪ドル は0.7538米ドルと、前日終盤の0.7520米ドルから上昇した。ただ週足ではなお、小幅に下落している。下値支持線は0.7490米ドル付近、抵抗線は0.7580米ドルにある。
オーストラリアの経済データは、強弱まちまちの内容となったが、企業による投資に改善の兆しが見えたことが、豪ドルを支援している。
NZドル も0.7252米ドルへと小幅に上昇した。第2・四半期の輸出量が大幅に増加したことを示すデータが好感された。
豪国債先物は小幅に下落。3年債先物 は1ティック安の98.610。10年債先物 は2ティック安の98.1600。
[紹介元] ロイター 外国為替ニュース シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドルが小幅上昇、経済指標が支援
