13日のニューヨーク株式市場では、大企業で構成するダウ工業株平均が3日連続で値下がりした。終値は前日よりも138・61ドル(0・67%)安い2万0453・25ドル。北朝鮮やシリア情勢が緊迫化するなか、米軍によるアフガニスタンへの大型爆弾投下が伝わり、リスクを避けようという売りが優勢になった。米国市場は14日から連休で、その前に損益を確定する動きも出た。
ハイテク株の比率が高いナスダック市場の総合指数も続落し、同31・01ポイント(0・53%)低い5805・15で終えた。
市場では「米政権は経済政策よりも外交に重点を移した」(資産運用会社幹部)との見方も出ており、トランプ政権への期待が揺らいでいる。(ニューヨーク=江渕崇)
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース ダウ138ドル安 国際情勢緊迫で3日連続の値下がり