商品の企画はトヨタとダイハツの双方で策定し、開発や部品調達をダイハツに一本化

トヨタ自動車と子会社のダイハツ工業は4日、新興国向けの小型車開発を強化するため、両社にまたがる新たな部門を、来年1月をめどに設置すると発表した。より一体的な体制で、新興国での展開拡大を目指す。

新興国の小型車戦略を担う社内カンパニーを設置する。商品の企画はトヨタとダイハツの双方で策定し、開発や部品調達をダイハツに一本化。生産は、それぞれの既存工場を有効利用する。

ダイハツは高性能な小型車を安く製造するノウハウに定評があり、同社の技術を生かす方針だ。トヨタは、ダイハツが手掛ける小型車の基本骨格の開発をサポートするとしている。