米国経済の拡大を期待する買い注文も入った

4日午前の東京株式市場は、円相場の円安ドル高傾向を好感し、日経平均株価(225種)は続伸した。米国経済の拡大を期待する買い注文も入った。

午前終値は前日終値比145円93銭高の1万6744円60銭。東証株価指数(TOPIX)は8・91ポイント高の1339・63。

米ISM(供給管理協会)が3日に発表した9月の製造業景況指数は堅調な内容で、東京市場の投資家心理を明るくした。

外国為替市場では米景気の先行き懸念が後退し、年内の米利上げ観測が強まって、ドルが買われ円が売られた。円安は国内製造業の業績を改善させるとの見方から、自動車株や電機株が買われた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値は1万6744円 円安好感し続伸