コンピューターの動かし方を学ぶ民間のプログラミング教室が相次いでできている

コンピューターの動かし方を学ぶ民間のプログラミング教室が相次いでできている。2020年度から、プログラミングが小学校の授業に取り入れられる見通しになり、子どもに習わせたいという親が増えているためだ。習い事の定番に加わる日は遠くないかもしれない。

「回らんな」「どうしてやろ」。9月上旬、兵庫県西宮市にある子ども向けプログラミング教室「プログラボ」の夙川校では、小学校3~6年の子どもたち約20人がそれぞれのノートパソコンを操作していた。

パソコンにつながった小型の扇風機の首を振れるようにしたり、一定間隔で動かしたりするプログラムをつくる授業だ。子どもたちが作業を始めて約10分後、「できたで!」と声が上がった。風を送るだけだった扇風機の首が左右に動き、男の子の顔がほころんだ。

プログラボは、阪神電気鉄道が読売テレビ放送などと組んで今年4月から本格的に事業を始めた。夙川校には約130人が通う。授業は1カ月3回で、授業料は1万1千円だ。

教室に来ていた兵庫県芦屋市の…


[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース プログラミング教室が活況 小学校必修化にらみ企業参入