昨日の海外時間には、米長期金利は低下しましたが、米経済指標が強い結果だったことや、原油相場が下落したことからドル買いが強まる中、日経平均先物が上昇したこともあって円売りも強まって、ドル円相場は約1ヶ月ぶりに103円台に乗せました。 欧州時間序盤、米長期金利が上昇してドル買いが優勢となってドル円は102.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.1150台まで下落する場面もありましたが、その後は株価や原油相場も小動きとなる中、レンジ取引となりました。注目されたフィッシャー・米FRB副議長の発言では「データに基づいて利上げペースを選択できる」「金利決定は1回で終わるものではない」などとされましたが、新たな内容がなかったこともあって、米長期金利は東京時間の上昇分を消す動きとなりましたが、為替相場に大きな影響は与えませんでした。 NY時間にはいると、米長期金利は軟調な推移が続きましたが、発表された米・8月CB消費者信頼感指数が予想を上回ったことからドル買いが優勢となって、ドル円は102.80円台まで上昇し、ユーロドルは1.1130台まで下落しました。この間日経平均先物が上昇していたことから円売りが強まって、ユーロ円は114.50円台まで上昇しています。 その後、原油相場が急落する中ドル買いが強まって、ドル円は約1ヶ月ぶりに103円台に上昇し、ユーロ円も114.90円台まで上昇、ユーロドルは1.1130台まで下落幅を拡大しました。 東京時間にはいってからは、一時ドル買いが強まってドル円は昨日の高値を更新する場面もありましたがその後は103円付近の取引となっています。 今日の海外時間には、独・8月雇用統計、ユーロ圏・8月消費者物価指数(速報値)、ユーロ圏・7月失業率、米・8月ADP民間雇用者数、米・8月シカゴ購買部協会景気指数、米・7月中古住宅販売保留指数の発表が予定されています。 【オンラインセミナー】9月14日(水) FXヂカラ強化セミナー「一目均衡表が使いたくてしょうがなくなる!」 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160914.html 【会場セミナー】9月10日(土)「FXヂカラ向上プロジェクト2016」 in 神戸 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160910.html
強い米経済指標結果などでドル円約1ヵ月ぶり103円台

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