31日の東京株式市場は、日経平均株価が2営業日ぶりに値上がりした。終値は、前日より162円04銭(0・97%)高い1万6887円40銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同16・73ポイント(1・27%)高い1329・54。出来高は20億8千万株。
外国為替市場での円安進行を受け、朝方から輸出関連株を中心に幅広い銘柄で買い注文が先行。日経平均は一時、前日終値より190円超値上がりした。ただ目先の利益を確定する売り注文もあって、上値を追う勢いは限られた。8月の米国雇用統計の発表を週末に控えており、「積極的な売買を手控えるムードもあった」(大手証券)という。
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 日経平均終値は162円高 円安で2営業日ぶり値上がり