26日の東京外国為替市場は円安に振れている。午後1時時点では、前日午後5時より90銭円安ドル高の1ドル=111円20～21銭。対ユーロは、同1円54銭円安ユーロ高の1ユーロ=121円60～62銭。
米国企業の好決算や、仏大統領選の結果からフランスが欧州連合(EU)を離脱するリスクが後退したとの見方が強まったことで、米国の金利が上昇。ドルを買い、円を売る動きが広がり、前日の米ニューヨーク市場で約2週間ぶりの円安水準をつけた。東京市場もこの流れを引き継いでいる。市場では、「26日に公表されるトランプ氏の税制改革案への期待も、ドル買い円売りにつながっている」(大手銀行)との声が出ている。
[紹介元] 朝日新聞 経済ニュース 東京円、円安進む 米の金利上昇で円売り広がる
