19日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ばで取引された。
午前10時現在は、前日比33銭円高ドル安の1ドル=108円53〜54銭。ユーロは48銭円安ユーロ高の1ユーロ=116円42〜46銭。
前日の米株安を背景に投資家の消極姿勢が強まり、安全資産とされる円を買ってドルを売る取引が先行した。米長期金利の低下で日米の金利差縮小が意識されたこともドル売りの材料になった。
市場では「メイ英首相が総選挙前倒しを表明したことを好感し、英通貨ポンドが買われた。ドルが売られ、対円でもドル安が進む一因になった」(外為ブローカー)との声があった。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東京円、108円台半ば