2日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=113円近辺で取引された。
午前10時現在は、前日比59銭円高ドル安の1ドル=112円97〜99銭。ユーロは61銭円高ユーロ安の1ユーロ=121円82〜86銭。
1日開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、次の利上げ時期に関する示唆がなかった。3月の利上げの可能性はなくなったとの見方が広がり、ドルを売って円を買う動きが優勢となった。
市場では「今後は、10日に予定されている日米首脳会談まで積極的な取引は控えられるのではないか」(外為ディーラー)との声が聞かれた。
[紹介元] 東京新聞 経済面 東京円、113円近辺 円買い優勢