東証株価指数は22・03ポイント安の1327・19

28日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に反落した。円相場の高止まりが重荷となり、一時300円近く下落した。

午前終値は前日終値比257円32銭安の1万6426円61銭。東証株価指数は22・03ポイント安の1327・19。

前週に米国で利上げが見送られた後、ドルを売って円を買う動きが強まり、外国為替市場では1ドル=100円台の円高水準で推移する場面が目立つ。輸出関連の製造業は採算が悪化するとの懸念が広がり、自動車株や機械株が売られた。

国債市場では長期金利のマイナス幅が拡大傾向で、収益が圧迫されるとの観測から銀行株や保険株が下げた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値は1万6426円 一時300円近く下落