東証反発、終値106円高 企業業績を好感

1日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに反発した。2017年3月期の業績予想を上方修正する企業が相次ぎ、好感する買い注文が入った。ただ朝方は、トランプ米大統領のドル高けん制発言を懸念する売りに押される場面があった。

終値は前日比106円74銭高の1万9148円08銭。東証株価指数(TOPIX)は6・10ポイント高の1527・77。出来高は約20億3200万株だった。

上場企業の16年4〜12月期決算発表が本格化しており、通期の業績が持ち直すとの見通しを示した電子部品などの銘柄が値上がりして平均株価を押し上げた。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証反発、終値106円高 企業業績を好感