東証、午前終値は1万9040円 トランプ氏発言に警戒も

1日午前の東京株式市場は、売り買いが交錯する展開となった。日経平均株価(225種)は円高を嫌気し、一時1万9000円を割り込んだ。ただ前日の大幅安の反動で割安な銘柄に買い注文が入ったほか、好決算を発表した銘柄が注目され、プラス圏に浮上する場面も。

トランプ米大統領が、円安誘導をしていると日本を非難し、外国為替市場では一時1ドル=112円台まで円高ドル安が進行した。企業業績の改善の勢いが鈍ると警戒され、自動車など輸出関連銘柄の重荷となった。

平均株価の午前終値は前日終値比0円60銭安の1万9040円74銭。東証株価指数は4・00ポイント安の1517・67。

[紹介元] 東京新聞 経済面 東証、午前終値は1万9040円 トランプ氏発言に警戒も