消費者物価6カ月連続下落 8月、マイナス0・5%

総務省が30日発表した8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比0・5%下落の99・6だった。下げ幅は、日銀が大規模な金融緩和に踏み切った2013年4月(0・4%)以降、最大だった7月と同水準。6カ月連続のマイナスとなった。

品目別では、電気・ガス料金やガソリンなどのエネルギーが10・2%下落したほか、掃除機や洗濯機といった家庭用耐久財も5・2%下がった。生鮮食品を除く食料は1・1%上昇したが、上昇幅は7月の1・2%から縮小した。

訪日外国人客の増加を背景に伸びていた宿泊料は需要減少の影響で0・4%下落。マイナスは14年1月(3%)以来。

[紹介元] 東京新聞 経済面 消費者物価6カ月連続下落 8月、マイナス0・5%