昨日の海外時間には、米長期金利が低下する中日経平均先物も下落して円買いが強まりました。 東京時間終盤、日本の浅川財務官が「激しい動きがあれば対応せざるを得ない」と述べて円売りが強まってドル円は101.10円台まで、ユーロ円は113.90円台まで上昇する場面がありましたが、欧州時間にはいると次第に円が買い戻され、ドル円は100.60円台まで、ユーロ円は113.40円台まで反落しました。この間ユーロドルは1.1260台を中心として非常に狭いレンジ取引が続きました。 NY時間に入って原油相場が乱高下する中、日経平均先物が下落し、円は一段高となってドル円は100.10円台まで、ユーロ円は112.80円台まで下落幅を拡大しました。この間もユーロドルは小動きが続きました。 NY時間午後にはいってFOMC議事録が発表されると、特段想定外の内容はなかったものの、発表直後には一旦米長期金利が上昇してドル買いが強まって、ドル円は100.60円台まで上昇し、ユーロドルは1.1240付近まで下落しました。しかし直後から米長期金利が低下したことから一転してドル売りが優勢となって、ドル円は100.00円台まで下落し、ユーロドルは1.1310台まで上昇しました。NY時間引けにかけて、米長期金利が下落幅を縮めるとドルも買い戻され、ドル円は100.30円台まで上昇し、ユーロドルは1.1270台まで下落しました。 東京時間にはいってからは日経平均睨みの取引が続いていますが、一時ドル円は99.60円台まで下落しました。 今日の海外時間にはユーロ圏・6月経常収支、英・7月小売売上高指数、ユーロ圏・7月消費者物価指数、米・8月フィラデルフィア連銀景況指数、米・新規失業保険申請件数、米・7月景気先行指数の発表とウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁の講演が予定されています。 【オンラインセミナー】8月24日(水) 高野のFXヂカラ強化セミナー「パターン分析で収益チャンスを捉えろ!」 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160824.html 【会場セミナー】8月27日(土)「FXヂカラ向上プロジェクト2016」8月27日 in 大宮 詳細・申し込みは⇒ https://www.fxprime.com/seminar/summary/e160827.html
米長期金利上昇でドル円102円台回復
[紹介元] 高野やすのりののりのりFX | Klug クルーク 米長期金利上昇でドル円102円台回復