羽田空港で全日空が国内線向けに使用している第2ターミナルビルについて、同社は国際線にも活用する方針を固め、空港を管理する国やビル運営会社などと協議を始めた。関係者が3日、明らかにした。
羽田の国際線発着回数は、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年までに大幅に増える。しかし、国際線ターミナルは手狭で、国内線への乗り継ぎをスムーズにする必要もあると判断した。20年春の運用開始を想定、ビルや直通駅の名称変更も検討する。
入国審査所の新設や関係職員の増員が実現の前提となる。旅客の移動経路を分ける必要もあり、ビル運営会社は大規模な改修を実施する方針。
[紹介元] 東京新聞 経済面 羽田空港、乗り継ぎ便利に 全日空、第2ビルに国際線