自民党の小泉進次郎農林部会長は8日、農業改革の一環として、卸売市場や直売所といった流通経路ごとの特徴や、手数料の違いを農業者が簡単に比較できる透明性の高い情報提供を農林水産省に求める方針を示した。生産者が農産物を有利に販売できるようにして、所得向上につなげる。
自民党の「農林水産業骨太方針策定PT(プロジェクトチーム)」が東京都内で開いたJAグループ関係者らとの意見交換会で明らかにした。
野菜や果物は産直取引といった市場を通さない流通の割合が4割に上る。小泉氏は会合で「自分が作る品目の強みを考え、最適な流通の仕方を考えてほしい」と生産者らに呼び掛けた。
[紹介元] 東京新聞 経済面 自民、農産物流通手数料を透明に 小泉農林部会長が方針












