認定は伝統的な農林水産業を保護し、ブランド化で地域を活性化させるのが目的

農林水産省は3日、新たに認定制度を設けた「日本農業遺産」と国連機関に認定を申請する「世界農業遺産」の候補として、15県から19地域の応募があったことを明らかにした。認定は伝統的な農林水産業を保護し、ブランド化で地域を活性化させるのが目的。日本版は総数に上限を定めず増やしていく方針で、来年3月ごろの第1弾認定で複数の遺産が誕生しそうだ。

19地域は「文化の薫る遠野盆地の畜産経営」(岩手)や「武蔵野の落ち葉堆肥農法」(埼玉)、「さぬきのため池農業システム」(香川)など。すべて世界、日本両方の候補とされる。

[紹介元] 東京新聞 経済面 農業遺産に15県19地域応募 世界、日本版の候補