総務省が30日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は前月比0・1ポイント低下の3・0%で、2カ月連続で改善した。1995年5月以来、21年2カ月ぶりの低水準。女性の失業率は0・3ポイント改善の2・7%で、93年9月以来、22年10カ月ぶりの低水準だった。
人口減少や景気の緩やかな回復基調を背景に企業の人手不足感が強まり、求人の増加傾向が続いている。このため新たに職に就く人が増え、失業率の改善につながった。総務省は「特に女性の求職者が順調に職に就いている」と説明している。
[紹介元] 東京新聞 経済面 7月失業率、3・0%に改善 21年ぶり低水準、人手不足反映